天然石について

天然石 説明

NS1
ホワイトターコイズ
1 マグネサイト/不透明、白色
ホワイトターコイズは、ホワイトバッファローとも呼ばれ、不透明の白色。
ターコイズのように石の表面にはクモの巣のような不規則な模様があります。
正式名称=
マグネサイト

NS2
キャッツアイ

2 猫目石(ねこめいし)/透明色、光の帯
キャッツアイというのは、石そのものの名称ではなく、石に猫目状の光が入る効果のこと。
カボションカットされた際、表面に猫の目のような明るい筋が現れる。
この効果は包有されている針状結晶が一方向に配列し、光彩が一本だけ現れているものです。

NS3
ガーネット
3 柘榴石(ざくろいし) /透明、赤ワイン色
ガーネットとは鉱物グループの呼び名。
鉱物の形がざくろの果実の中の粒に似ていることから、ラテン語で種子(柘榴)の意味granatusに由来します。

NS4
カーネリアン
4 紅玉髄(こうぎょくすい)/半透明、帯赤橙色
カーネリアンは鉄の酸化物によって半透明の赤色を帯びているカルセドニー(玉髄)の一種。
別名コーネリアンとも呼ばれています。

NS5
レッドコーラル
5 赤珊瑚(あかさんご)/褪色
深海にすむサンゴ虫という小さな虫が群れをなし、石灰質を分泌しながら互いにくっつき合ってできたものが珊瑚です。
珊瑚は有機質の宝石です。

NS6
ピンクコーラル
6 珊瑚(さんご)/ピンク
サンゴは様々な色彩があり、特にピンク色のものをピンクコーラルと呼びます。

NS7
ロードクロサイト
7 菱マンガン鉱(りょうまんがんこう)/特有ピンク.バラ色
組織によって様々ですが、中に脈状の模様が入っているものが多くみられます。
アルゼンチン、ペルーをはじめとする中南米で多く採掘されていたことから、インカローズ(インカの薔薇)とも呼ばれています。

NS8
シトリン
8 黄水晶 (きすいしょう)/透明、淡黄色
シトリンとは黄色や黄金色の水晶のことをいいます。
柑橘類の意のcitrusから由来された名前。
オレンジの雫を落として固めたようなイエローです。

NS9
ペリドット
9 橄欖石(かんらんいし)/特有の油状緑色
日本では橄欖石、英語ではオリヴィ(olivine)といいます。
橄欖とはオリーブのことで、石の色がオリーブグリーンであることから、こう呼ばれています。
美しい色は主成分である鉄によるもの。

NS10
クリソプレーズ
10 玉髄(ぎょくすい) / 半透明、アップルグリーン色
カルセドニ−(玉随)の中で特に青リンゴのような緑色のものをクリソプレーズといいます。
カルセドニ−は、鍾乳洞や晶洞中で様々な成分が沈殿し、長い時間をかけながら形成されていきます。

NS11
グリーンメノー
11 緑瑪瑙 (みどりめのう)/ 半透明、緑色、縞模構造
鮮やかなグリーンの色合いで半透明〜不透明の濃淡があります。
別名グリーンアゲートと呼ばれ、古代から人々に装飾品や護符、医療薬として使用されてきた石です。

NS12
マラカイト
12 孔雀石 (くじゃくせき)/不透明、深緑色に縞模様
濃い緑色が縞目を描いているような色合いで、模様も様々な個性があります。
模様が孔雀の羽を広げた時の尻尾に似ていることから孔雀石と呼ばれています。

NS13
アジュライト
13 藍銅鉱(らんどうこう)/特有のコバルトブルー
アジュライトは銅床に見られる石で、形成成分にも銅が含まれています。

組織や色は石によって違いますが、たいていはマラカイトと共生し塊状で産することが多いため、緑色のマラカイトの層が表れ特有の色が出ています。

NS14
 ラピスラズリ
14 瑠璃(るり) /半透明、特有の紺青色
組織や色は石によって違いますが、深みのある紺青色に
白色の方解石と黄鉄鉱をまき散らしたような模様の石です。
名前はペルシャ語で石を意味する lapis と青色を意味する lazuward に由来しています。

NS15
アイオライト
15 菫青石 (きんせいせき)/透明、紫青色
青紫色や青褐色など、濃淡様々な青色を示す石ですが、見る角度を変えると菫色(すみれいろ)や透明に変色する多色性が見られます。
川床から採れるためウォーターサファイアとも呼ばれることがあるくらいサファイアにもよく似た石です。

NS16
ターコイズ
16 トルコ石 /スカイブルー。
採掘された宝石のうち最古のものの一つがターコイズ。
その強烈な色は鉄と銅の含有量によって変化に富んでいます。
アメリカのインディアンにとっても 最も神聖な石。

NS17
アメジスト
17 紫水晶(むらさきすいしょう) /透明、紫色
微量の鉄イオンが含まれているため紫を帯びた水晶。
見る角度によって青または赤みがかった紫色になる多様性があります。


NS18
タイガーアイ
18 虎目石(とらめいし)/茶金色と褐色の縞模様
光の当たり具合で陰影効果が 出る石で、タイガーの目のように
多様な模様を楽しめます。

タイガーアイは、角閃石(かくせんせき)と呼ばれる石の中でも特にクロシドライト(青石綿)という青灰色をした繊維状の鉱物に石英が浸み込み硬化し、さらにそれが酸化して茶褐色になったもののことを指しています。

NS19
ヘマタイト
19 赤鉄鋼 (せきてっこう)/ 不透明、金属光沢のある黒
ギリシア語で「血」を表すヘマタイトに傷をつけると赤い色が出てくることから由来します。

古代エジプトでは、身を守るとして崇められてきたと言います。

NS20
オニキス
黒瑪瑙(くろめのう)/不透明、黒
オニキスとはギリシャ語で「かぎ爪(しま模様)」の意味。

かつては縞模様のある瑪瑙全般を意味していましたが、近年ではブラックオニキス(黒瑪瑙)や白黒の縞目模様のあるアゲート(瑪瑙)のことを意味するようになってきました。