古銭コンチョ
明治の近代化によって新貨幣が造幣されることになったとき、原盤制作者は明治の偉大な彫金家加納夏雄によるも のでした。
金型製作の為イギリスに原盤を送ったところ、イギリスの技術者はその精密さに大変驚き、結局加納夏雄が金型の原盤も作ることになりました。





竜 銀貨 銅貨



鳳凰 桐 菊
当初、明治天皇の肖像画を使用する案が出されましたが、畏れ多いということで皇帝の象徴である竜に 決まりました。
竜は水の神様「竜神(龍神)」として各地の神社で信仰の対象になっています。
1円銀貨 は貿 易専用で、
「416 ONE YEN 900」
と刻印されています。
416とはグレイン(重さ約26.956グラム)。
900は銀の純度(90%)です。
鳳凰は 天子の誕生を象徴するとされ幸福を招くといわれています。
桐の木に鳳凰は住むといわれ尊ばれています。
菊は延命長寿の意味があります。
カラスは山岳信仰で は神の使いといわれています。



kyokujitu

旭日銀貨


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菊瑞雲_金鵄_富士

旭日 (きょくじつ)は朝日が昇る勢い。
「旭日天昇の勢い」や「飛ぶ鳥を落とす」などのことわざがあります。
額面には桐と菊の花輪を配しています。


昭和13〜21年という激動期に発行されたアルミニウムを素材にしたコインをコンチョに加工しました。
瑞雲とは彩雲とも言い、おめでたい兆しとして現れる珍しい雲のことです。
金鵄とは日本書紀に登場する神武天皇の弓に止まったと言われる金色のトビのことです。